最近ナオコさんにBlogの更新を押し付けっぱなしだったことを反省し、東京駅見学ツアー後編として駅舎内で営業している東京ステーションホテルを紹介します。
東京駅の保存復原及び耐震補強工事が行われる際に営業休止された東京ステーションホテルは2012年10月3日に営業を再開しました。その歴史は古く、駅舎開業の翌年1915年(大正4年)11月2日に営業をスタートしています。
松本清張の長編推理小説であり、「松本清張ブーム」を巻き起こした作品「点と線」はこのホテル2033号室(当時は209号室)で執筆されたそうです。2033号室前には、現在、本作を記念して、連載第一回の冒頭部分(「年が明けた」で始まる)や、「あさかぜ」を含む当時の東京・九州間の時刻表が飾られています。
前回紹介したように長さが335mもある東京駅舎内のホテルです。客室階の廊下もご覧の長さ。
このロイヤルスイートからは皇居に向って真っすぐに伸びる行幸通りが見渡せます。当日はきれいな青空が広がり、808,500円の光景を十分味わうことができました(笑)。丸の内駅前広場整備工事が完了すればさらにすばらしい光景となるのでしょうね。
見学ツアー後は宿泊客専用のラウンジ、「The Atrium」にて昼食をいただきました。
美味しいコースメニューに舌鼓を打ちつつ「次はいつここにこれるのだろうか?」と現実を振り返り仕事場に戻っていくのでした。
最後に、ステーションホテル2階から見る東京駅舎を紹介します。1階床面から見上げる角度とは違う顔の東京駅を見ることができました。
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