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2015年6月23日火曜日

あべのハルカス(2)


前回記事はこちら

あべのハルカスの外観上大きな特徴となるのは全面ガラスのカーテンウォールと三段階にセットバックした立体構造です。

このセットバックは敷地内に余剰スペースがない中での施工をすすめる際に資材や機材の置場として活用されたというのは有名なお話です。

ではこのセットバック部、工事が完了した後はどのように活用されているのでしょうか?



こちらはウィング館と呼ばれている1段階目のセットバック部屋上です。9階の屋上にあたりますね。ここではあべのハルカスファームと呼ばれる会員制屋上貸し菜園があります。

また、自分とあべのハルカスを同時に撮影できるように角度が調整された鏡が置いてあります。


こちらはその鏡をとおして撮影したあべのハルカスです。


2段階目のセットバック部は展望台の入出場口及びあべのハルカス美術館がある16階にあたります。こちらは展望台へアクセスするエレベーターになかなか入れずにイライラしている人の心を癒すためでしょうか?(苦笑)見事な屋上庭園が整備されております。



 




  この屋上庭園、展望台と違って入場無料なこともあるのでしょうか?オフィスワーク最中の一息、ショッピング後の休憩等々色々な人が思い思いに緑を楽しんでおりました。都会のど真ん中だからこそ、自然に触れることで人は癒されるものですね。

また、緑地を設けることによる蒸散や気化による冷却効果により、ヒートアイランド現象の緩即ち都市環境の改善にも貢献しております。

この緑地は実は日本一高い展望台にも施されております。まさに日本一高い屋上緑化となりますね。こちらは次回紹介させていただきます





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