ショオコです。
梅雨に入り、紫陽花が見頃を迎えていますね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私は先日、「横須賀美術館」へ行ってきました。
横須賀美術館 全景
こちらの美術館は、建築家 山本理顕(やまもとりけん)氏の設計。
美術館の敷地の前面のみ電線がなく、全景がとてもスッキリしています。
後方には緑豊かな山、前方は東京湾を望む海が広がっており
素晴らしいロケーションでした。
屋上広場 全景
屋上広場 フェンス手前より
屋外アート 鉄の彫刻「ヴァリーズ」
館内 壁に空く円形の穴
壁の穴から、同時に様々な景色が見えて面白かったです。
(右上:天井裏の構造体 中心:海と空 左下:1F正面入口)
また、屋上広場から館内の螺旋階段を降りる途中に
天井裏の構造体がガラス張りの壁越しに見渡すことが出来ました。
細い支持材や梁が沢山使われており、
その奥に続く海と空を背景にまるでアートのようでした。
館内では企画展「デンマーク・デザイン」を見てきました。
みなさんデンマークと聞いて何を思い浮かべますか?あの人気の玩具、レゴブロックはデンマークが発祥だそうです。
よく耳にする“北欧デザイン”も
デンマークはこの総称の一つにあたり
インテリア関連の用語によく使われてますね。
ハンス・ウェグナー、アーネ・ヤコブセン、フィン・ユールなど
すぐれたデザイナーや建築家を創出した
デザイン大国としてとても有名です。
企画展の内容は、1700年代の代表作品から
近代の作品までを時代別に
食器類・花瓶・椅子/ソファ等の家具
電化製品・照明器具・アクセサリー等
200点近くの作品が展示されていました。
以下は撮影可能エリアにあった作品です。
ハンス・ウェグナー作 パパベアチェア
ハンス・ウェグナー作 サークルチェア
ハンス・ウェグナー作 ヴァレットチェア
中でも驚いたのが、スワンチェアの布張りの技術です。
(撮影不可の為投稿できず残念です…)
座面・背もたれ・ひじ掛けが一体の、曲線の多い形状に布がよくフィットしており(座面の裏までシワ寄せやゆがみがない!)
布と布の継目を感じさせずひとつながりに見えるのです。
平行と垂直のラインがよく分かる柄の布で
ここまで美しく完成させるデザインへの
こだわりと情熱を垣間見ました。
デンマークは国連が発表する世界幸福度ランキングで
常に上位を位置しているそうです。
企画展を見ていて、暮らしの中にある
“心躍るデザイン”や“ゆったりくつろげる家具(インテリア)”は
心の豊かさへ繋がっていると感じました。
美術館正面のガラス張り 一部
美術館1階の正面はすべてガラス張りになっています。
注意して見てみると、
かわいい衝突防止マークがありました^^
横須賀美術館のHPこちら
0 件のコメント:
コメントを投稿