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2018年6月5日火曜日

VR導入計画

これ何だかわかりますか?


こちらは「SAMONIC 3D VRゴーグル

弊社で採用しているBIMソフト「Archi CAD」とリンクしている無料アプリ「BIMx」で「Google Cardboard VR」が可能となったことを受け購入したVRゴーグルです。

いきなり横文字がビシバシ登場してしまい申し訳ありません(笑)。

BIMとは、Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)の略称です。

簡単に概略だけ説明しますと、コンピューター内部に建物情報を入力することで3Dモデルを作成し、そのモデルを切り取ることで情報を抽出する技術です。

PC内で作られた建物を2次元化して抽出したものが設計図、3次元のまま画像化したものがCGパースとなります。

こちらが建物の間取りを表現している「平面図」
表現している情報は2次元となります。

この平面図、3次元の情報として考えますとこのように
「建物を1階部分で切断し、見下ろした図面」と
説明することができます。(動画:40秒)

BIMについては2016年9月21日のブログでショオコさんも説明してくれていますのでそちらもご参照ください。

そしてArchi CADにより作成された3Dモデルは、BIMxというアプリを介することにより以下のことが可能となります。

・スマホやタブレットでBIMデータ(の一部)を持ち運べるようになります
画面上で建物を回転させたり、近づいたり、中に入ったり・・・
操作自体は感覚的に行えますので、細かい説明は不要で楽しんでいただけます。


・お施主様に画面を直接操作していただき、3D画面を自由にウォークスルーしていただけます。
 これにより、まだ完成していない建物の中をまるで内覧見学しているように感じていただけます。
ブックマークに登録したカメラ角度を連続してご覧いただけます
(動画:30秒)

BIMxは無料(有料のPRO用もございます)ですのでアプリをインストールしていただければ、空き時間にゲーム感覚でウォークスルーを楽しんでいただけたり、グループでゆっくりと検討していただくことが可能です

こちらは任意に建物の中を歩いていただけるウォークスルーの映像
壁にぶつからず、思い通りに歩けるようになるには少し練習が必要です(苦笑)
(動画:38秒)

口頭や図だけの説明よりも、圧倒的にイメージしやすく、共感してもらいやすいというのは大きなメリットですね。

そして、今回導入しましたのがGoogle Cardboardを使用したVR(virtual reality)です。

「Cardboard VR」というコマンドを選択すると、このようにスマホの画面が2つに分割されます。


この状態のスマホをVRゴーグル内にセットし、眼鏡のように顔に近づけると・・・モデルの奥行き感や実寸感をリアルに感じながら見ることができます。

さらに顔を上下・左右に向けると、目の前のVR画像も併せて移動しますので、3Dモデルの建物の中にいるような体験ができるのです。


どのように見えるかは口で説明するのも難しいので、
VRゴーグルの販売サイトから画面をお借りして貼り付けさせていただきます。

使い方によってはかなり有効なプレゼンテーションツールになると思います。

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